w'ANDのつれづれノート

w'AND illustration代表の佐藤祐輔が考える絵のこと、仕事のこと、社会のこと・・・そんなことを日々つづっていきます。

早起きは良いものです

w'AND illustration代表の佐藤祐輔です。

デザイナーなどのいわゆるクリエイティブ職は「夜が遅く徹夜もしょっちゅう」と思われていることが多いようです。
先日参加した異業種交流会でも、「徹夜とか多いんですか?」と訊かれました。

 

Aube-11-1024Aube-11-1024 / Aube insanité

 

私の答えは「No」です。
毎日なるべく早起きするようにこころがけています。
起きるのは朝の5時。
電車はもう動き出していますが、車はまだまだ少ない時間帯です。
外はまだ暗く、6時をすぎたあたりからだんだんと明るくなってきます。
人はほとんど外に出ていませんから、とても静かです。
ベランダに出るとひんやりとした空気がとても気持ちよく感じられます。
そんな静かな環境で、仕事に取りかかるまでの2〜3時間をゆったり過ごすのです。

 

「時間にゆとりをもって生活をする」ということが、私が生活する上で大事にしていることです。
そのためには早起きが必要です。
早起きをすると、仕事に本格的に取り組むまで数時間の余裕があります。その間にシャワーを浴びたり、紅茶をのんだり、軽く体操したり、ゆったりと過ごします。そうすることで頭が活動し始め、スムーズに仕事に入っていくことができます。
時間に余裕があると、気持ちにゆとりが生まれます。気持ちのゆとりは生産性や作業効率の向上につながります。その結果、徹夜してたくさんの作業をこなそうとするよりも、短時間で多くのことができるようになります。
気持ちのゆとりは人間関係にも影響します。慌ただしく生活していると人に対する寛容さを忘れてしまいがちです。ちょっとしたことでもイライラしてしまい、しなくてもいい喧嘩をしてしまったりします。気持ちにゆとりがあれば、そうしたイライラもきっと解消されるでしょう。

 

PhoTones Works #115PhoTones Works #115 / PhoTones_TAKUMA

 

新卒でWEBデザイナーとして入社した会社では深夜残業が当たり前でした。
徹夜こそ少なかったものの、終電を逃してタクシーで帰ることもしばしば。
夜の9時に原稿がやってきて「翌日の朝まで完成させといて」なんて仕事もありました。
今からもう14年前のことです。

「いつか身体を壊すからそんなに徹夜するな、とウチのデザイナーには言ってあります」
異業種交流会でお話しした経営者の方はそんな風におっしゃっていました。
長く働いてもらいたい、という想いのあらわれでしょうか。

 

もちろん、早起きがすべての人に意味があるとは限りません。
ですが、早起きで物事の見え方がずいぶん変わることも事実です。

もし「早起きの生活をしてみたい!」という方がいらっしゃいましたら、こちらの記事を参考になさってください。

“「継続する意志」を鍛えるたった5つのコツ”

早起きを続けるのは大変です。生活の一部になるまでは意識しないと身体に負担をかけてしまうことにもなりかねません。ですから、無理をせず、ご自身のペースでやってみること、続けられなくてもそれで自分を責めたりしないことです。辛くなったら意味がないですからね。